愛媛県立図書館は、愛媛県の県庁所在都市である松山市にあります。
公共交通機関での行き方など、「愛媛県立図書館の歩き方」について説明します。
施設
5階建てで、1階から4階まで図書室や学習室などがあります。
- 1階 子ども読書室、子ども読書支援センター(児童書、児童雑誌、絵本、紙芝居、大型絵本、パネルシアター、子どもの読書に関する資料があります)
- 2階 第1学習室、第2学習室、パンフレットコーナー(高校生以上の方の自習ができる部屋およびコーナーと、ご自由にお持ち帰りいただけるパンフレットコーナーがあります)
- 3階 一般図書室(一般書、雑誌、新聞、最新の電話帳があります)
- 4階 えひめ資料室(愛媛県や俳句に関する資料、郷土資料のデジタルアーカイブ、マイクロフィルム、レコード等があります)
松山は俳句の盛んな土地柄です。4階にあるえひめ資料室には「俳諧資料」のコーナーがあります。
3階と4階にロッカーがあります。公式サイトではコインロッカーとなっていますが、私が訪れたときはコインはいらなかったと思います。なんとなく自信がないので、念のため100円玉をお持ちください。
利用案内
休館日は、
- 月曜日(祝日の場合は開館し、直後の平日が休館)
- 館内整理日(毎月末日。その日が休館日または、土・日曜日にあたるときは館長が定める日)
- 年末年始(12月29日から1月3日)
- 特別整理期間(毎年3月中、10日以内)
です。月曜休みという図書館は多いようです。
資料を借りるときに必要な利用カードを登録できる対象者は、
- 愛媛県内にお住まいの方
- 愛媛県内に通勤・通学をしている方
- 帰省先が愛媛県内の学生の方
です。
公共交通機関での行き方
公式サイトでは、次のように説明しています。
- JR松山駅から徒歩15分
- 伊予鉄松山市駅から徒歩10分
- 伊予鉄市内電車南堀端電停から徒歩2分
「伊予鉄市内電車」は、路面電車です。
道後温泉など、伊予鉄市内電車の沿線にいれば、南堀端電停が便利ですが、伊予鉄松山市駅から歩いても遠くはありません。伊予鉄松山市駅は、地元では市駅(しえき)と呼ばれ、松山の公共交通網の中心です。
おわりに
松山は、伊予松山藩の城下町です。こういうところでは公共施設を旧城内に置くことが少なくありませんが、ここでも図書館は松山城内にあります。
松山城は、現存12天守の1つです。まだ登ったことがない方は、図書館を訪れたときに登っておくことをおすすめします。ただし、天守閣は山の上にありますので、伊予鉄市内電車で移動し、ロープウェイかリフトを利用する方が無難です。