福島県立図書館は、福島県の県庁所在都市である福島市にあります。
公共交通機関での行き方など、「福島県立図書館の歩き方」について説明します。
施設
地上3階建てで、2階に閲覧室があり、次のようなコーナーに分かれています。
- 公開図書室
- 視聴覚資料室
- 親と子の休憩室
- 展示コーナー
- 軽読書コーナー
- 対面朗読室
- こどものへや・児童図書研究室
- 視聴覚ライブラリー
館内には「東日本大震災 福島県復興ライブラリー」があり、震災に関連する資料が豊富に揃えられています。「東日本大震災・原発事故から10年」(作成日:2022.3.2)というパスファインダー(福島県立図書館 本の森への道しるべ)をいただくことができました。また、私が訪れたときには、壁に「館内外放射線測定値」という紙が貼ってあり、館内・館外の複数の地点で測定した放射線の値が掲示されていました。
図書館の向かって左手には、対をなす建物として「福島県立美術館」があり、中でつながっています。
ロビー右奥にコインロッカーがあります。無料です。100円玉が必要ですので、忘れずにお持ちください(100円玉は利用後に戻ります)。
利用案内
休館日は、
- 月曜日(祝日の場合は翌日)
- 第一木曜日(祝日を除く)
- 年末年始(12/28~1/4)
- 図書特別整理期間
です。月曜休みという図書館は多いようです。
資料を借りるときに必要な利用カードを登録できる対象者は、
- 福島県内に在住(震災により県外に避難されている方を含む)
- 福島県内に通勤・通学されている方
- 学生で帰省先が福島県内にある方
です。
公共交通機関での行き方
JR福島駅から福島交通飯坂線(電車です)に乗り換え、2駅目の「美術館図書館前駅」下車、徒歩2分です。
無人の改札口を出て、左手奥に見える建物が福島県立美術館で、図書館はその右にあります。
バス停ならよく見かけますが、鉄道の駅名に「図書館」と入っているのは私はほかで見たことがありません。
おわりに
背景に山を背負った図書館です。この山は「信夫山(しのぶやま)」で、福島市内を一望できる展望台や公園などもあり、春には桜の名所になるとのことです。ただし、図書館を訪れたついでに登るというような位置関係ではありません。