北海道立図書館は、北海道の県庁所在都市である札幌市ではなく、隣りの江別市にあります。
公共交通機関での行き方など、「北海道立図書館の歩き方」について説明します。
施設
2階に、
- 一般資料閲覧室
- 開架書庫
- 子どもの本コーナー
- 北方資料室(道立文書館)
1階に、
- 図書館学資料室
- えほんコーナー
があります。
「迷路のようだ」というと言いすぎですが、増築を繰り返してきたのでしょうか、建物が複数に分かれていて渡り廊下でつながっています。
1階入口の右手にコインロッカーがあります。無料です。100円玉が必要ですので、忘れずにお持ちください(100円玉は利用後に戻ります)。
利用案内
休館日は、
- 月曜日(休日の場合、その直後の平日)
- 毎月末日(休日、月曜日、土曜日および日曜日の場合、その直前の平日)
- 年末年始(12月29日~翌1月3日)
- 蔵書点検(3月に1週間程度の点検期間を予定)
です。月曜休みという図書館は多いようです。
利用者カードを登録できる対象者は、
- 北海道内に住んでいる方
- 帰省先や勤務先などがある方
です。
北方資料室
図書館ではなく、文書館に所属していますが、「北方資料室」があります。公式サイトで、次のように説明しています。
北方資料室とは
北海道及び旧樺太・千島などを含む北方地域に関する資料約31万冊を所蔵しています。
これらを「北方資料」と称し、近世以降の文書類からベストセラー小説や観光パンフレットなどまで分野を問わず、また、形態も図書や雑誌を始め、地図、レコード、DVD、絵はがき、マイクロフィルムなど多様な資料を収集しています。
また、デジタル化にも取り組み、当館ホームページの「北方資料デジタルライブラリー」に約4,000点を公開しています。
図書館まで行かなくても、「北方資料デジタルライブラリー」でさまざまな資料を見ることができます。
電子図書館
紀伊國屋書店学術電子図書館サービス「KinoDen」を導入しています。利用者カードを持っていれば利用できます。
公共交通機関での行き方
JR函館本線の大麻(おおあさ)駅南口から南東へ徒歩約8分です。
JR大麻駅は、JR札幌駅から江別駅行きなどの普通電車に乗って、5駅目、約15~20分です。札幌市内ではありませんが、電車の本数も多く、札幌からのアクセスも良好です。
JR大麻駅まで路線バスで行く方法もあります。北海道立図書館の公式サイトに詳しい説明が掲載されています。
JR大麻駅からは特に難しいルートではありませんが、案内表示などは見当たりませんでしたので、あらかじめ地図を確認しておくか、ナビを利用する方が無難です。公式サイトにわかりやすい地図が掲載されていますので、見ておくことをおすすめします。
おわりに
私が訪れたのは3月半ばで、まだ雪が多く残っていました。JR大麻駅から徒歩約8分とすぐ近くなのですが、雪の季節に行く場合は、多めに時間を見て、慎重に歩いた方がよさそうです。