静岡県立中央図書館は、静岡県の県庁所在都市である静岡市にあります。静岡県立図書館ではなく「静岡県立中央図書館」です。
公共交通機関での行き方など、「静岡県立中央図書館の歩き方」について説明します。
施設
地上3階、地下1階で、2階に閲覧室、1階に子ども図書研究室があります。
次のようなパスファインダーも置いてあります。
2階にコインロッカーがあります。無料です。100円玉が必要ですので、忘れずにお持ちください(100円玉は利用後に戻ります)。
利用案内
休館日は、
- 毎月第1、第3、第5月曜日(月の末日に当たる場合を除く。休日に当たる場合は、翌日以降の休日でない最初の日)
- 毎月月末(土、日、休日に当たる場合は、その前の最も近い土、日、休日でない日)
- 年末年始
- 特別整理期間等
- 視聴覚ライブラリーの休館日は上記のほか土・日曜日
です。月曜休みという図書館は多いようですが、第1、第3、第5月曜というケースは珍しいでしょう。
資料を借りるときに必要な貸出カードを作成できる対象者に、静岡県在住・在勤・在学という制限はありません。運転免許証・学生証・健康保険証など、本人の住所・氏名・生年月日を確認できる証明書があれば、誰でも貸出カードを作って資料を借りることができます。ただし、視聴覚資料の貸し出しは、県内に居住・勤務・通学の方に限るとのことです。
制限なしは、きわめて珍しく、使い勝手のいい図書館です。
また、郵送やWebで貸出カードの作成(利用者登録)を行うこともできます。詳しくは、公式サイトをご覧ください。
子ども図書研究室
1階に「子ども図書研究室」があり、「平成15年度以降に発行された児童書については、コミック、参考書などを除き、できるだけ収集しています。」とのことです。利用にはいくつか条件がありますので、公式サイトで確認してください。
電子図書館
紀伊國屋書店学術電子図書館サービス「KinoDen」を導入しています。貸出カードを持っていれば利用できます。
公共交通機関での行き方
JR東海道本線「草薙(くさなぎ)」駅、または静鉄電車「県立美術館前」駅から静鉄バス「草薙美術館線」に乗って、バス停「県立美術館」下車、徒歩約2分です。
JR東海道本線「静岡」駅、または静鉄電車「新静岡」駅の新静岡バスターミナルからも静鉄バスが出ています。
どちらのルートもバスの本数は多くありませんので、事前に時刻を調べることをおすすめします。
また、公式サイトには、草薙駅から徒歩約25分、県立美術館前駅から徒歩約15分という案内もあります。私は、草薙駅から往復バスに乗りました。県立美術館前駅から図書館まではかなりきつい登りという印象でしたので、ご注意ください。あくまでも歩かなかった者の感想です。
※公共交通機関に関する情報は、私が実際に利用したときのものです。変わることがありますので、利用する場合は、必ず公式サイト等で確認してください。
おわりに
現在の建物は1970年(昭和45年)に建てられました。老朽化のため、建て替えが決まっています。新しい図書館は、2026年度、東静岡駅南口にできる予定です。