関東地方の都県立図書館

東京都立中央図書館 都道府県立
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お住いの地域にある都道府県立図書館に行かれたことがありますか。このブログにたどり着いた方は、近くの公共図書館はご利用されていると思います。しかし、案外、都道府県立図書館に行ったことがないという方も多いのではないでしょうか。
各都道府県には必ず中央図書館にあたる都道府県立図書館があります。この記事では、関東地方1都、6県の都県立図書館を紹介します。

茨城県立図書館

茨城県立図書館(公式サイト)

所在地は「水戸市三の丸」です。JR水戸駅から徒歩10分。歩ける範囲です。都道府県立図書館としてはめずらしく「ブック・マーくん」という「イメージキャラクター」(ゆるキャラ)を持っています。サイトを開くと見られます。

栃木県立図書館

栃木県立図書館(公式サイト)

栃木県立図書館

栃木県庁などがある官庁街にあります。
地階から4階までの5つのフロアーに分かれています。ひとつひとつのフロアーはあまり広くありません。司書の立場から見ると、配架の際にブックトラックが使えない(あるいは、使いづらい)ため、大変ではないかと思います(余計なお世話)。私が訪れたときも、図書館員の方がスーパーの買い物かごのような入れ物に資料を入れて配架していらっしゃいました。

このブログで、公共交通機関での行き方など「栃木県立図書館の歩き方」を紹介しています。併せてご覧ください。

群馬県立図書館

群馬県立図書館(公式サイト)

現在の建物は1978年(昭和53年)に建てられました。老朽化のため、建て替えの話が進んでいるとのことです。

東京都立図書館

東京都立中央図書館

東京都立図書館(公式サイト)

都立中央図書館、都立多摩図書館の2館あります。公式サイトによれば「約217万冊の蔵書を有する国内最大級の公立図書館です。」とのことです。都民でなくても、訪れてみたい図書館だと思います。新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響により、この記事を掲載した時点(2022.5.20)では、都立中央図書館・都立多摩図書館の利用は事前予約制(一部、予約なしの当日利用も可能)になっています。ご利用の場合は、公式サイトで確認してください。
下の画像は、都立中央図書館の入口に貼られていた掲示です。

ご予約・ご利用について

※都立中央図書館の臨時休館(2022年7月19日から8月4日まで)は終わりました。
※都立多摩図書館の臨時休館(2022年9月1日から9月30日まで)は終わりました。

神奈川県立図書館

神奈川県立の図書館(公式サイト)

県立図書館、県立川崎図書館の2館あります。

2022年(令和4年)9月1日に、横浜市にある神奈川県立図書館の新しい本館が開館しました。新しくてきれいな図書館です。横浜市の一等地にありますので、さすがに大きくはありませんが、最新の考え方で作られ機能的です。

このブログで、公共交通機関での行き方など「神奈川県立図書館の歩き方」を紹介しています。併せてご覧ください。

こちらが旧本館で、現在は「改修工事のため休館しています。」とのことです。趣きのある建物で、神奈川県指定重要文化財(建造物)に指定されています。

神奈川県立図書館 旧本館

川崎市にある県立川崎図書館は、「ものづくり情報ライブラリー」というキャッチフレーズで科学技術資料などに特化した専門図書館です。

埼玉県立図書館

埼玉県立図書館(公式サイト)

熊谷図書館、久喜図書館の2館と浦和分室があります。県庁所在地であるさいたま市には分室(所蔵なし)しかありませんので、ご注意ください。公式サイトによると、次のような役割分担になっています。

  • 熊谷:総記、哲学・宗教、歴史・地理、社会科学、産業、地域・行政資料、海外資料等、16ミリ映画フィルム、貸出文庫、図書館協力・支援
  • 久喜:自然科学、技術、芸術、言語、文学、児童用資料・児童用研究資料、活字による読書に障害のある方向け資料
  • 浦和分室:資料は所蔵していません。(利用登録、貸出、返却、複写受付のみ)

千葉県立図書館

千葉県立図書館

千葉県立図書館(公式サイト)

中央図書館(千葉市)、西部図書館(松戸市)、東部図書館(旭市)の3館あります。
公式サイトによると、次のような役割分担になっています。

  • 中央:調査研究に役立つ各分野の辞典、年鑑、目録・書誌類、専門図書、基本図書などを所蔵しています。
  • 西部:自然科学・技術・工学分野の参考図書、専門図書などが中心。洋書のPenguin Booksも所蔵。※児童資料は所蔵していません。
  • 東部:文学・歴史分野の調査や研究に役立つ基本図書や参考図書を中心に外国語図書(英語、中国語、韓国・朝鮮語)や大活字図書も所蔵しています。

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