お住いの地域にある都道府県立図書館に行かれたことがありますか。このブログにたどり着いた方は、近くの公共図書館はご利用されていると思います。しかし、案外、都道府県立図書館に行ったことがないという方も多いのではないでしょうか。
各都道府県には必ず中央図書館にあたる都道府県立図書館があります。この記事では、九州地方8県の県立図書館を紹介します。
福岡県立図書館
本館は、地上5階、地下1階で、1階から3階まで閲覧室、資料室になっています。隣りの別館に「子ども図書館」があり、本館とは2階の連絡通路で行き来できます。
福岡市の中心部ではありませんが、地下鉄で行けるので便利です。すぐ近くに筥崎宮(はこざきぐう)がありますので、利用の前後にお参りするのもいいと思います。
このブログで、公共交通機関での行き方など「福岡県立図書館の歩き方」を紹介しています。併せてご覧ください。
佐賀県立図書館
児童書に力を入れている図書館です。公式サイトによると、
県立図書館では新刊児童書を全点購入しています。
新刊児童書は、県内の市町図書館職員のスキルアップにも活用しています。
とのことです。
長崎県立長崎図書館
2019年(令和元年)10月に、長崎県立図書館と大村市立図書館の一体型図書館「ミライon図書館」として開館しました。新しい図書館です。長崎空港に近いJR大村駅から徒歩3分です。
旧長崎県立図書館には、「長崎県立長崎図書館郷土資料センター」があります。
熊本県立図書館
「くまもと文学・歴史館」と同じ建物にあり、両者を合わせて「温知館」という愛称で呼ばれています。水前寺江津湖公園内にあります。
休館日は、原則として「火曜日/毎月最終金曜日」です。毎週月曜日ではありませんのでご注意ください。
大分県立図書館
大分県立図書館、大分県立先哲資料館、大分県公文書館の3つの施設が入った「豊の国情報ライブラリー」にあります。大分市出身の世界的な建設家「磯崎新(いそざきあらた)」氏の設計です。
JR大分駅から路線バス「県立図書館行き」で約20分です。
宮崎県立図書館
「Live! Library」というシンボルマークがあります(マークのデザインは上記の公式サイトでご覧ください)。
人づくりと地域づくりに役立つ図書館として積極的に活動する本館の理念をイメージ的に表現したものです。
「Live! Library」=「行動する図書館」「発信する図書館」 というシンボルフレーズと、黄色=「注目される色」「緑が映える色」 というシンボルカラーの組み合わせにより、県民の皆様により印象的に本館の理念を伝える役割があります。
とのことです。
鹿児島県立図書館
鹿児島城(鶴丸城)の二の丸跡にあります。鹿児島県立博物館、かごしま近代文学館・かごしまメルヘン館など9つの施設とともに「かごしま文化ゾーン」を形成しています。
奄美大島の奄美市に、旧分館「鹿児島県立奄美図書館」があります(現在は分館という位置づけではないようです)。
沖縄県立図書館
2018年(平成30年)12月に、那覇バスターミナル、沖縄都市モノレール(ゆいレール)旭橋駅と同じ建物に移転しました。公共交通機関(バス・モノレール)でのアクセスが非常に良い立地です。
休館日は、原則として「毎週火曜日」です。毎週月曜日ではありませんのでご注意ください。
このブログで、公共交通機関での行き方など「沖縄県立図書館の歩き方」を紹介しています。併せてご覧ください。